お仕事の話

皆さんは何の仕事をされているのでしょう?
学生さんは何の仕事を目指しているのでしょう?

私は特にしたい仕事がなかった……
というと、無気力な人間に思われるかもしれませんが。
ちょっと人生に悩んでる人、お暇な人は読んでってください。同じ思いの人がいたら嬉しいです。

子供の時はやりたい仕事はあったんです。
小学生の時は「警察犬の訓練士」とか、中学生の時は「ゲームの実況する人」とか、
高校生の時は「アニメの効果音を入れる人」とか。実際に音を学ぶ専門学校にも行きました。

けれどその仕事でお金を稼ぐ、人生を支えるというイメージがどうしてもできず
就活しても、生活できる給料も覚悟も体力も見合わず挫折をしました。

次第にしたい仕事もやりたいと思わなくなりました。
(できると思わなくなった、が正しいかもしれません)

今思えば、人生について真面目に考えすぎていたんだと思います。
やってみたら意外に簡単なこととか、どうにかなることとか、あるじゃないですか。どうしても難しければ辞めることもできますし。
でもそんな単純に、人生の大半の時間を費やすものを決めることができなかったんです。

お仕事って、人生って、 難しいですよね。

そんなどん底の気持ちの時に、「仕事に対して自分は何を求めているのか」
考えてみました。
「アニメ効果音の仕事」も、「ゲーム実況者」も、「警察犬の訓練士」も、私は仕事にお金以外に何を求めていたんだろう、と。

そうしたら
多分、「人の役に立ちたい」「楽しく仕事がしたい」「楽しさの共有をしたい」が
私が仕事に求めていたことだったと気づきました。

それって、どんな仕事でもできることなんですよね。
「人の役に立つ、人にできないことを代わりにやる」から仕事としてお金がもらえるし、「楽しく仕事がしたい」「楽しさの共有をしたい」はどんな仕事でも、一緒に働く人が素敵な人なら、成り立つわけです。

じゃあせっかくならたくさんの仕事や経験をしてみて、
自分が一番頑張らなくても続けられる=得意なことをしよう
と思い、今まで絶対に選択肢になかった接客業を選び、今に至ります。

今の仕事が一番得意なこととはまだわからないですし
また仕事が変わるかもしれませんが、
今までは絶対に経験できなかった楽しさや
自分が案外人と話すことが好きなこと
文字を書いてお客さんにおすすめを伝えることが得意だと気づいたり
絶対会えなかった人との交流を楽しんでいます。

皆さんも、もっと気楽に生きて、人生を楽しんでいきましょうね。
悪いことはせず真っ当に生きていれば、案外何とかなるもんです。
お仕事に悩んでいる方は「仕事に対して“自分”は何を求めているのか」
振り返ってみるといいかもしれません。

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